マーガレットジョセフィン様 のサンゴ畑情報

 
マーガレットジョセフィン様のご支援で10本の苗を植付しました。産卵を目指して育成していきます。ご支援に感謝いたします。
 2021年12月14日 植付け、畑完成 水温24.4°
畑製作から植付までを実施。
10本の苗を植付しました。ヤッコミドリイシ・イボハダハナヤサイサンゴ・スギノキミドリイシ・マルヅツミドリイシの4種類。
そこへ、”海の青”と”空の蒼”を守るために、環境に寄り添う活動を行う【青と蒼の会】のスタッフさんが石垣島まで来島され、陸域での苗作り体験を事前に行ったときの苗も今回の畑に植付させていただきました。ありがとうございます。まずは12本からのスタートです!
各サンゴを紹介していきます。
イボハダハナヤサイサンゴ
ヤッコミドリイシ
スギノキミドリイシ
両方ともマルヅツミドリイシ。サンゴは色では判別できません。サンゴの色は骨格の中に住んでいる褐虫藻で決まります。面白いですよね。
とにかく無事に大きく成ってくれるよう、メンテナンスをしながら見守っていきます。
まず第一段階として、固着剤に固着することと針金の取り込み。うまくいけば1ヶ月以内で一体化するので次回が楽しみです。
  

  
2022年5月14日 植付けから5ヶ月経過 水温26.0°
少し大きくなりました。残念ながら1本死滅を確認。他は順調に育っています。
これから水温上昇次期のため、頑張ってほしいところです。

  
2022年6月16日 植付けから6ヶ月経過 水温26~28°
今のところは順調です。この後の高水温を乗り越えればよいのですが。

 
2022年10月17日 植付けから10ヶ月経過 水温26~28°
この夏、石垣で白化現象が発生しました。養殖場も大きな影響を受けました。なんとか耐えた苗もありますがまだ油断できない状態です。
下の画像右側は白化中の個体。白化状態はまだ死滅していません。中に住む褐虫藻がいなくなり色が抜けた状態です。この状態が長く続くとコケが生え始め死滅します。サンゴの色はこの褐虫藻の色でいなくなると骨格の白色が出てきます。なんとか頑張ってほしいところです。
 
2022年10月22日 植付けから10ヶ月経過 水温26~28°
畑の整理を行い苗を追加しました。まだ安定していないので見守るのみです。

 
2022年12月19日 植付けから1年経過 水温21.8°
この日は畑を違う養殖場へ大移動しました。今回の白化が最も少なかった場所へ移し少しでも白化の影響を無くすため決断。
まずは苗がこの場所になじむのを待ちます。
 
2023年1月28日 植付けから1年1ヶ月経過 水温20.8°
移動からひと月たちなじんできたので新規植付を実施。ここから仕切り直しですです。

  
2023年3月1日 植付けから1年3ヶ月経過 水温21.4°
7本程新規追加しました。頑張って成長してほしいです。

 
2023年10月25日、26日 植付けから1年10ヶ月経過 水温27.2°
今まで植え付けた苗たちのメンテナンスを実施。移動してからの生育は順調です。どんどん大きくなっていきます。
26日は新規で33本植付ました。苗を乗せている架台が狭くなったので同じ架台を真横に設置し新たな苗を植え付けています。2台が並んでいるので畑規模も拡大しサンゴが育てば見ごたえある畑になりそうです。

 
2024年2月15日 植付けから2年2ヶ月経過 水温23°
育っています。もう少し大きく成れば魚もつきだします。楽しみです。