株式会社フェリシモ様 のサンゴ畑情報

 
2018年10月24日 植付け

  
10月24日 定点観測 水温26.5°

  
11月19日 定点観測 水温25.2° 植え付け手から約一月が経過、無事生育を確認。ほんの少しだけですが、植付け時より太さが増しています。

  
12月19日 定点観測 水温24.6° 植え付けから約2ヶ月。
針金とサンゴが一体化してきました。定着材への固着も認められます。まずは最初の段階をクリアです。定着材への固着が進めばより安定し針金で固定する必要もなくなります。定着材へ徐々に固着が広がりいずれ定着材の土台を覆いつくすようになります。そうなればしっかり根を張る状態なのでちょっとのことでは折れなくなります。今のところ順調に生育しているので、日を追うごとに太く、長くなり枝分かれしていくことでしょう。  

  
3月15日 定点観測 水温24.6° 植え付けから約5ヶ月。

  
4月17日 定点観測 水温25.4° 植え付けから約6ヶ月。
順調です。太さがどんどん増しています。

 
5月22日 定点観測 水温26.8° 植え付けから約7ヶ月。
NO.5がなぜか白化。部分死滅しているところもある。白化してもまだ完全に死滅したわけではないので、経過観察となります。
他の個体は全て順調。

  
7月4日 定点観測 水温30.0° 植え付けから約9ヶ月。
⑤が5月から白化し弱っていましたが、今回の調査で死滅を確認。残念。。。
他のサンゴを新たな⑤にしました。今回の⑤は他のサンゴより一回り大きな個体です。高水温の夏を初めて迎えるサンゴたちなので、ここ数か月間が勝負です。

  
2019年10月27日 定点観測 水温26.8° 植え付けから1年経過。
だいぶ大きくなりました。順調に生育しています。この調子で行けばさらなるサイズアップが期待できます。

 
2019年11月28日 定点観測 水温24.4° 植え付けから1年1ヶ月経過。
順調です。ほんと大きくなってきた。

  
2020年2月14日 定点観測 水温23.6° 植え付けから1年4ヶ月経過。
少しづつ大きくなっています。①と②は魚にかじられた跡があります。弱らなければよいのですが・・・。

  
2020年7月18日 水温30.0° 植え付けから1年9ヶ月経過。
コロナ感染症の影響で動けずに5か月が経過。心配されたサンゴたちですが、大きく成長してくれました。
今回はあまりに育ったため、サンゴ同士が接触を起こしていたので、あたらないように配置換えを実施。
魚がたくさん!。大きく枝分かれした中に隠れられるため魚たちが根付いています。
ヤッコミドリイシ スギノキミドリイシ イボハダハナヤサイサンゴ
みんな20cmサイズまで成長。これから水温が最も高くなる高水温時期。まずは乗り越えてほしい所です。

 
2020年10月27日 水温26.4° 植え付けから2年経過。
すごく良い状態を保っています。一年後には産卵サイズまで行きそうです。
各個体、見事に生育しました。色味も濃く元気な証拠です。畑の上にはデバスズメダイが群れています。

 
2021年3月24日 水温22.2° 植え付けから2年5ヶ月経過。
流れ藻が半端なく多くまずは畑の大掃除。。
海藻除去後の畑。すごく気持ちがいいし、順調に育っているのが何より。。
 どの個体も元気よく立派なサイズになってきた。

 
2021年10月29日 水温27.6° 植え付けから3年経過。
畑が手狭になったため、全サンゴの配置換えを行いました。大きなものは35cmを超えています。各サンゴが接触しない様にしました。
魚達もたくさん住み着いています。この先もいきものたちはさらに増えてくる見込み。

 
2021年12月18日 水温23.0° 植え付けから3年2ヶ月経過。
順調です。それにしても大きくなりました。指サイズが今ではここまで。大きさ比較してみましょう。。
ダイバーの手と頭で大きさ比較。見事なサンゴです。
枝サンゴもどんどん伸びている。だいぶカッコイイサンゴになりました。
一番大きなサンゴで撮影。魚がいっぱい隠れています。まだまだ成長するので来年も楽しみですね。

 
2022年5月15日 水温26.0° 植え付けから3年7ヶ月経過。
もう完全に立派なサンゴ。魚もたくさんいてすごく良い状態です。また、部分死滅していた個体は分割し植付のし直しを実施したため、個体数は増えています。
今回は動画でも紹介します。ご覧ください。
      
 
 
 
  
2022年6月16日 水温27.0° 植え付けから3年8ヶ月経過。
順調に成長しています。小魚も集まって一つ一つのサンゴが幼稚園のようになっています。

 
2022年10月17日 水温28.0° 植え付けから4年経過。
ここにきて大打撃を受けました。8月石垣島周辺海域に高水温による白化現象が起こりました・・・。
8月から様子を見ていましたが、10月になった今でも白化が続いています。まずは経過観察するしかありません。
白化とはサンゴの中に住んでいる褐虫藻(光合成をして栄養をとる)が抜けたことで骨格の色だけになった状態のこと。
パッと見はキレイですが弱った状態です。
サンゴの色はこの褐虫藻の色なので褐虫藻がいなくなると白くなります。ただ褐虫藻が抜けてもすぐ死滅するわけでなく戻れば色を取り戻します。
その為今は経過観察が必要です。頑張ってほしいところです。

 
2022年12月19日 水温21.8° 植え付けから4年2ヶ月経過。
8月から観察を続け10月11月と見てきて水温低下と共に少しづつ回復し12月に入り色も元に戻り回復。ただその期間の間に半分程度のサンゴがやられました。
それでも他の畑に比べると被害は少なく多くのサンゴサンゴが復活したことは幸いです。サンゴが落ち着いたことで、今回白化が少なかった違う場所の養殖場に大移動を決行。また前から進めていた部材のプラスチックフリーも合わせて実施しました。まずは仮置きし落ち着かせます。。
真っ白だったサンゴに無事色が戻りました。
大き目のサンゴは白化を乗り越え頑張っています。ここからはまず環境になじませ、落ち着いたら、本設置を行います。

  
2023年1月28日 水温20.8° 植え付けから4年3ヶ月経過。
仮置きし1ヶ月が経過し今のところ順調です。なじんだようで魚たちも集まりだしました。

  
2023年3月3日 水温20.6° 植え付けから4年5ヶ月経過。
仮置きし経過観察を続け問題なさそうなので、本置きしました。これでフェリシモサンゴ畑の再始動です!
部分死滅の確認もなく順調に育っています。
植付当初から生き残り最大サイズのサンゴも生き残った!魚たちを沢山囲っています。魚が集まるとやっぱり畑らしくなりますね。
  
2023年7月2日 水温28.0° 植え付けから4年9ヶ月経過。
完全に安定しました。あとは高水温時期を乗り越えれば順調に育っていきます。

 
2023年10月26日 水温27.2° 植え付けから5年経過。
気づけば5年という歳月が過ぎました。多くの試練がありましたが生き残った苗たちはここまで大きくなりました。
畑の場所を変えてからは順調に成育しています。エダサンゴの伸びが非常によいです。どのサンゴも大きく魚もたくさん集まっています。

 
2023年11月15日 水温25.8° 植え付けから5年1ヶ月経過。
変わらず見事な景観です。魚も多く見ていて気持ちがいいですよ。

  
2024年2月29日、3月2日 水温22.6° 植え付けから5年4ヶ月経過。
メンテナンスを先に行い後日撮影しました。
本当に立派なサンゴに成長しました。
サンゴに集まる魚たちも紹介。左はデバスズメダイとヤリカタギ。中央はミスジチョウチョウウオ。右はミスジリュウキュウとフタスジリュウキュウスズメダイ。
チョウチョウウオがいるとサンゴ礁らしく見えますが、こいつらはサンゴをつついて食べています!
左はウミヅキチョウチョウウオ。中央はニモに登場するドリーことナンヨウハギ。両種ともに養殖場内では数が少ないから貴重ですね。
フェリシモサンゴ畑は色とりどりの魚たちが集まる楽園になっています。今後も楽しみです。